東京にて by K.H.
先日、ゴールデンウィーク中に家族で東京に行きました。宇都宮線沿線に筆者は住んでいるので電車1本で新宿に行けるわけです。主目的としてはお笑いを見に行くことでした。名前を忘れしたけどバスタ新宿の向かいのとこです。
田舎者の私は驚愕の事実を知りました。
衝撃!4階のバスターミナル
家族の数人がバスタ新宿でトイレに行くということで待っていたら、なんだか困っている外国の方がバスターミナルはどこだと悩んでいて田舎者の私に聞いてきたわけです。見せていただいたチケット情報には4Fと書いてあるではありませんか。
4階にバスが止まるなんてありえないと信じ切っていた田舎者(自分)は一緒に地図を見ましょうと提案しました。 「ビルしかないじゃん。」心の中でそう思いました。そしてしばらくワタワタしてその方と一緒に悩んでいた私は衝撃の事実に気づきます。 「4階にバスの停留所がある…」とあの恐ろしく大きい鉄の箱、バス。数多の人間を強力な力で輸送する。いわば小さな列車とでもいえようか。 それが、ビルの4階にあるとは。まさにSF級の驚き。そう確信して4階に案内しました。
ここまでのやり取り英語でやったと想像すればさぞかしかっこいいものでしょうが、実際日本語でした。その外国の方は日本語が上手く当たり前のように日本語で会話してしまったものです。。。
美味しい店を発見
お笑い見たんですが、割とその後何もなかったためにそのへんは割愛です…
合羽橋の道具屋街をみたりと紆余曲折したあと無謀ながらスカイツリーを目指そうと徒歩移動しました。結局スカイツリーに行く中で結構大変と気づいた私はスカイツリー行きは断念しまして、途中で美味しい飲食店を発見しました。
浅草花やしき入り口前のとんかつ 夏の家 と呼ばれるところです。こじんまりとした入り口前にはコーラ瓶やビール瓶のケースが置かれ、おそらく昭和から変わらない様子が見られました。オーソドックスなのれん、味のある建物、タイムスリップしたような気持ちでした。
店内に入ってもその雰囲気は変わらない。店員さんは4人ほど。老夫婦(確かそう)と若い方が2人ほど。とんかつだけでなくハンバーグや刺し身定食など多様なメニュー。 漫才でとんかつの話を聞いた私はとんかつの腹になっていたため、すぐさまおろしとんかつ定食を注文。とんかつだけあって1500円はしましたが、この物価高の中では安値でしょう。お通しの漬物と昆布のやつ(またど忘れ)がでてきて、人の温かみを感じる。
そしてし少しばかりコーラを飲んで待っていると、お目当てのとんかつ、ご飯、みそ汁が登場。湯気を上げる3つはおいしそうでした。
ソースをかけてとんかつにかぶりつくと、しつこすぎない油がじゅわっと広がる。すかさずご飯をかき込む。これがうまい。癖のない甘みのある米。高騰してしょうがない米。口の中のテンションも大高騰。 また、とんかつ、米、キャベツ、とんかつ、米、キャベツこれが合う。 みそ汁、もたれかけた胃に染みる。良い塩味、隠れる出汁。そして気持ちよく顔を上げると、昭和を感じる店内の景色。これがまた調味料になる。 健康の極み、みそ汁の後に、ジャンクの王、コーラを飲む。なぜかこれもうまい、炭酸が爽快。 さらに、とんかつ、ご飯、漬物、とんかつ、ご飯、みそ汁、コーラ。 そうやって夢中で頬張るうちについに食べ尽くした。すると、店員さんがやってきて小さな茶わんに入った緑茶が登場。タイミングを見た提供、ささやかなサービス、何と優しい…
そして会計。現金のみ。不便に感じるが、それがまた良い。あの光る板を出す必要もない。昭和の世界観のまま会計、お礼をいいながら店を出る。外を見る、これもまた昭和の風景。
おわりに
これを書いていて、セルフ飯テロを起こしてしまった。書きながら何度唾を飲んだものか、計り知れない。あまりにも腹が減る。そんな中、私は記事を書き終えた。