鉄道はSFっぽい by K.H.
SFとの共通点①:巨大な機械
SFと言えば、やはり巨大なロボットや宇宙船が大きな駆動音を立てるシーン。 誰もが知る「スターウォーズ」はもちろん「新世紀エヴァンゲリオン」などの名作Sfアニメにも欠かせない要素です。 鉄道にはそんなロマンが詰まっていると思うのです。
1度に数千人もの人々運ぶ巨大さ・パワフルさ。うなりを上げるインバーター音。 日常で見かけることができる乗り物の中で最大と言っても過言ではありません。 それだけにものすごい迫力があります。
聞こえるアナウンス、轟音の予感、近づく鉄道。 目の前を走る様子、吹き込む強風。人間文明が作り出した強烈な存在。
いつも何気なく鉄道を乗っている方も、改めてそう考えるとワクワクしてきませんか?
SFとの共通点②:新幹線のデザイン
SFを見ていると見かけるのは、スタイリッシュなロボット、流線形の宇宙船、何とも言えない色合い。
言うまでもなく現代的で未来的なデザインの新幹線は多く見られます。「はやぶさ」と「こだま」噓のようにSF的なデザインです。
好き嫌いは分かれる雰囲気ですが、技術者が考え抜いた流体力学に合理的なデザインは機能美の極みでしょう。 よく考えてみれば、いわゆる私たちのような鉄オタという存在は、
多くの人々や荷物を長年輸送してきた鉄道の究極の機能美
に魅了されているのかもしれません。
まとめ
思ったよりも共通点は少なかったかもしれません。ただ、この記事に挙げた2点は非常に大きなものであると思っています。
実際、筆者はこの鉄道研究会への加入直後は、そこまで鉄道への興味はあるタイプではありませんでした。やはり当時は鉄道研究会に入っておきながら、あまり興味が強くないのは如何なものかと悩んでいました。
そんな時に、この鉄道=SFっぽいということに気づいてから、鉄道への興味が強くなりました。
あまり似た境遇の方はいないかもしれませんが、「何か趣味が欲しい」とか「もっと好きなものを見つけたい」と思っている方は、
鉄道に限らず、色々なことを新しい視点で捉え直してみると良いのではないでしょうか?
筆者:鉄道研究会広報 K.H.